【Linux】TCP・UDPポートの疎通確認・アクセス元IPの確認をしたい(nc)
2017/06/05
とある要件で自前のサーバーとUDPの疎通・アクセス元IPの確認をする必要が生じた。
tcpならtenlnet等で行けるようだが、udpはどうすれば….
というときに 「nc」 コマンドに遭遇。
特定ポート(tcp/udp)への疎通はもちろん、受信側も待ち受けすることが出来る。
これ一つあれば、ポートの疎通確認・アクセス元IP確認はOKという感じ。
CentOSならインストールは下記yumコマンドでOK
1 |
yum install nc |
ncコマンドのテスト
1台のサーバーに二つのコンソールを開いて下記①と②をそれぞれ実行する。
①を実行した方に”This is a test”が出力される。
1 2 |
①nc -l 12345 # 受信開始 ②echo "This is a test" | nc 127.0.0.1 12345 # 時サーバーの12345に対して送信 |
※UDPの場合はncコマンドに -uオプションを追加する。
本題:UDPのアクセス元IPアドレスの確認
今回やりたいテスト(UDP 1514の確認)のアクセス元IPを確認したい
①受信側で指定のポートをリッスンさせる
1 |
nc -l -u 1514 |
②送信側で下記で接続
1 |
echo "This is a test" | nc -u 対象サーバーIP 1514 |
受信側にメッセージが出力される。
③受信側のサーバー用にもう一つコンソールを立ち上げ、ntstat のudpを行をチェック(IP確認)
1 2 3 |
netstat | grep udp Connection from アクセス元IP port 1514 [udp/fujitsu-dtcns] accepted |
以上。便利。
【参考サイト】
nc – 使いたいときに必ず忘れる便利コマンド
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