ハウジング・ホスティング・レンタル・VPS・クラウド違い
2015/04/19
ハウジングサービス
- 顧客の通信機器や情報発信用のコンピュータ(サーバ)などを、自社の回線設備の整った施設に設置するサービス
- 「サーバーは持っているから、安全な場所に置かせてくれ」というニーズに対応。
ホスティング(レンタルサーバ)サービス
- 事業者が自社設備内に自らコンピュータなどを用意して、その機能などを顧客が遠隔から利用できるように提供するサービス(レンタルサーバと同じ)
- 「サーバーを持ってないので使わせてくれ、場所はデータセンターな」みたいなニーズに対応。
共用レンタルサーバ
- 複数のユーザで同じ物理サーバを利用する。
- なので、好き勝手なドメインにしたり、サーバー全体に影響を及ぼすような設定はできない。
専用レンタルサーバ
- 単独ユーザで物理サーバを占有
- 共用サーバーと違い、自由にサーバーの設定ができる。あの言語を使えるようにしたり、あのDB、WEBサーバーを入れたり。あのOSを入れたり。
VPS
- レンタルサーバのサービス品目の一つで、共用サーバながら仮想的に専用サーバと同等の機能を提供するサービス。
- イメージ的には共用サーバ上に仮想サーバのインスタンスを生成し、各ユーザーに割り当てるので、さも専用レンタルサーバのように利用できる。
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- IaaSにだいぶ近いけど、従量制か否か、性能拡張が境目?
クラウド
- サービスを使った分だけ価格をはらう従量制。(クラウドといっても必ずしも従量でないときも・・・)
- 下記のレベルでサービスの利用が可能
- (SaaS)アプリケーション事態の利用→Gmailとか。
- (PaaS)プラットフォーム(開発環境やアプリケーションを動作させる環境)を利用→GoogleAppEngineとかdotCloudとか、アプリケーションを動かす環境を利用
- (IaaS)インフラ(仮想サーバやネットワークを利用)→AmazonEC2とか。国内のデータセンターを持っている所がやっているクラウドサービスも基本はこれ。これがVPSと区別つけずらい。。
- これらは、物理的なサーバを専用に借り手いるわけではない。なので、メンテナンスやハード障害の影響を受けない。(そうあるべき)
- IaaSと呼ばれているサービスは、VMware ESXやXenServerのようなハイパーバイザ型の仮想化技術を採用していることが多い。
- たとえば vSphere。
補足
なんだかんだで、「クラウド」をうたっているサービスもvpsだったり、やたらトラブルが起きる場合があります。それなりに有名な所を選んでおくのが無難だと思います。
やっぱAWS(Amazon Web Service)は、価格・拡張性・柔軟性・サービスの種類の豊富さで、頭一つ抜け出している感じがします。
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